炎症が起こっている肌は、紫外線によって症状が悪化します。紫外線を浴びると、肌は活性酸素を作り出します。この活性酸素は、殺菌作用やかゆみの原因をつくる細胞の働きを抑える働きをしますが、最終的に皮膚のバリア機能を破壊してしまいます。すると、皮膚はさらに刺激を受けやすい状態になり、湿疹などのトラブルも増える結果に……。
これを防ぐには、日焼け対策をしっかりすることが大切。UVカットの服を着たり、肌の露出を減らしたり、日焼け防止手袋や、帽子・日傘なども効果的です。夏だけでなく、オールシーズン紫外線には気をつけていきたいものです。
汗には、皮脂と共に皮膚の表面をラッピングし、細菌や花粉、ホコリなどの刺激を防ぐ役割があります。しかし、汗の9割以上は水分ですが、1割は老廃物。その中には、塩分や金属、尿酸などが含まれています。実は、この老廃物が肌にとって強い刺激となるのです。また、汗をかいてそのままにしておくと皮膚表面の雑菌が増殖し、炎症を悪化させてしまいます。
ですから、汗をかいたら早めに洗い流すか、タオルなどで押さえたり、清潔な衣服に着替えることが大切です。洗い流したあとは、水分が逃げないよう保湿クリームを塗っておきましょう。
肌の温度が上昇すると、かゆみが強くなる傾向があります。気温が高くなる夏などは、なるべく温度を低くしたいところです。しかし、室温をクーラーなどで下げると、空気が乾燥し、角質層の水分も奪われてしまいます。皮膚の表面はサラサラして快適かもしれませんが、内部は大ダメージを受けているのです。
クーラーを使うときは、肌に直接冷風が当たらないよう工夫しましょう。除湿もおすすめです。
体を冷やしすぎると、暑い場所へ出たときに体温調節機能が乱れ、自律神経を狂わせることがあります。自律神経のバランスが崩れると症状も悪化する傾向があるため、気をつけたいところです。